1月23日のつぶやき |
2014-01-24 Fri 11:03
ツィートしたことをまとめてみました。
---------------------------- 最近は初心者向けというよりも、物好きな方向けになっている感じの武術の講習会をしています。 次回は2月8日(土)です。 僕の場合、武術は下手の横好きです。 いわゆる才能というものも無いです。 それでも今のところ、皆様のおかげで何とかなっています。 続けるのも大事ですね。 そんな訳ですので、武術に興味を持たれた方には、無理をせずに、 長く取り組んでもらいたいと最近思う様になりました。 武術の才能でキラキラ光っている様な人が、反復練習ですり減るのを見るのは、 さびしいものがありました。 ただ才能と呼ばれるものも、場合によっては誰かにとっての都合の良さだったりすると思います。 そんな訳で、下手でも何でも、まずはやってみる事かと思います。 |
甲野善紀先生のTwitterから |
2013-01-20 Sun 19:05
甲野善紀先生が1月19日にTwitterに投稿された一連の発言をご紹介いたします。
今日1月19日は韓氏意拳の光岡英稔師範の、意拳ではない形意拳の講習会。 およそ武術には無縁そうに思える女性の参加者が何人もいる光景を見ていると、 とても日本でも屈指の武術家の講習会とは思えない。 もし武術に恐ろしく熱心で求道心のある人が来れば、高級外車を中古軽自動車の価格で 購入出来たほどの価値があった講習会だと思うだろう。 (これほどの人に質問が十分できた環境だったという意味で) あまりに勿体ない気もしたが、すべて北川智久氏に任せ、 それはそれで良しとされている光岡師の人としての器量はなかなか絵になる。 この講習会の後、山形に出向かれる光岡師範を山形新幹線のホームまで 北川氏とお見送りしたが、その途中、手の握り方など、 あらためて非常に参考になる話を伺うことが出来た。 それにしても北川氏の才能はあらためて大変なものだと気づかされる。 とにかく身体の動きに関しては、私のところを出発点に韓氏意拳、身体教育研究所、 心道流の空手、カリ、シラット、そして姓が同じなのでよくシステマの指導者に 間違われるだけに、これについても私より詳しい。 その上、「まるみつ」の、小関勲氏が製作し、使い方も指導しているバランスボードや、 「みちのく山道」(私が考案した身体調整器具)の他人でも思いつかないような 使い方も工夫している。 とにかく、ただ単にいろいろやったという事ではなく、さまざまな方向から検討を加え、 驚くような気づきを生み出している。 今までにも、北川氏には「虎拉ぎ」の思いがけない対寝技の威力に気づいてもらったという 大きな恩がある他、身体教育研究所の野口裕之先生の教示である身体を「凝縮系」と 「伸び伸び系」に分けて使う事の意味を、私に分かりやすく翻訳してもらった恩もある。 お陰で私の技の幅がどれほど広がったか分からないほどだ。 私は幸いなことに「余人をもって代え難い」という才能のある人に何人も出会っているが、 北川氏も間違いなくその内の一人。 ただ北川氏の才能は、およそ普通の会社や組織では芽が出なかったろう。 北川氏は、名越クリニック院長から「君は独自に新しい職業を創る以外道はない」と 断言されていたが、流石に名越院長である。 そして、私以外にも北川氏の才能に気づいた方々は、野口裕之先生、光岡英稔師範、 小関勲氏など、さすがに皆さんセンスのいい人達だ。 以前、北川氏に会って、北川氏の才能に気づくか、 「何か訳のわからない事を言っているなあ」で終わってしまうかで、 その人の「人を観る眼が試される」と書いたことがあったが、 今夜話してみて、今ではかなりの人が「この若者はタダ者ではない」と思うだろうと感じた。 どこか試験的にでも北川氏にスポーツクラブの指導を全面的に任せるような試みをしたら、 トンデモない能力が引き出される子どもが出てくるように思う。 とにかく北川氏の才能と魅力は、直に本人に会って確かめる事が一番なので、 御関心のある方は北川氏のサイトを御覧下さい。 http://kitagawa326.blog.fc2.com/ 甲野善紀 @shouseikan |
twitter より |
2012-02-28 Tue 11:19
先日、ゲームセンターに行きました。
と言っても、特に何もせずに、 どんなものが流行っているのか見学したくらいなのですが。 面白かったのは、音楽に合わせて、ボタンを叩いたりするゲームが 集まっているコーナーでした。 画面に表示される〇や×、△に合わせてボタンを押すゲームがありました。 後ろで見ていましたが、恐ろしく上手い人がいました。 普通の人は、足を前後に開き、 左右の手でバチバチボタンを押していましたが、 圧倒的に上手い人は、足を前後に開かず肩幅に立ち、 さらに全身が糸電話のように張られていました。 もうアソビの取れ方が違いました。 その動きを見たことが、人が集中するとはどういう事なのか、 考えるきっかけになっています。 |
Twitter より |
2011-11-20 Sun 12:57
最近はよく講習会で、漫画『頭文字D』の話をしています。
豆腐屋の息子と、走り屋とのレースが描かれています。 序盤までしか見ていませんが、とても面白い作品だと思います。 「技の説明をしないで、漫画の話をしているんですか?」とよく驚かれます。 (勿論、技の話もしますが。) 『頭文字D』からは、かなり色々な影響を受けました。 「よし俺も!」と峠に走りに行ったりはしませんが。 そもそも僕は、この作品や自動車に、全く興味がありませんでした。 目にしたのも偶然です。 しかし、あっという間に引き込まれてしまいました。 そこで「自分は、このように説明されると興味を持つのか!」と思ったのでした。 自分にとって「興味を持たせてくれる人物や作品」は貴重です。 ガッチリ閉ざした門の、それも自分でも忘れてしまった開け方を、 教えてくれるような感じがするからです。 僕は女性の服や、ネイルアートに全く興味がありません。 しかし何故か、益若つばさという人物の解説は聞いてしまいます。 最後には「この人の言う通りだ!」と思ってしまいます。 逆に言えば、そう言われると弱いのかなとも思います。 そんな、自分の興味の持ち方とか、感情の変化とかを観察しながらお稽古するのも、 面白いのではないかと思います。 といった理由を後付けしながら、その時、自分が一番興味のある話を講習会ではさせてもらっています。 今日、組太刀を稽古していて「頭文字Dの走り屋達が、コーナーを攻めるっていうのは、 こんな気分なのかな?」と思いました。 車でしたいとは、思えませんでしたが。 何にしろ、安全運転というものは出来ないと思っています。 急ブレーキは踏めそうにないので、そうならない様な運転を心がけています。 ペーパードライバーですが。 |
Twitter より 3 |
2011-11-04 Fri 11:54
よく言われる事なのですが、僕の話は、面白いと思う人と、
つまらないと感じる人とで分かれるみたいです。 中には「つまらな過ぎて、自分が聞かないと、他に話し相手がいないのではないか?」 と心配して聞いてくれる人もいます。 自分でも何を言っているのか分からない時があります。 それでもその時は、それしか言えないのだと思っています。 どこかの本に書いてある言葉を無理矢理に引用しても、 誰かの台詞を真似しても、かっこ悪いと思いますので。 その時、言えることを言います。 基本的に、自分の感じた事でないと、言葉にしても力は無いみたいです。 「不味いらしいラーメン屋がある」では説得力がありません。 やはり一度、自分で確かめてから「あのラーメン屋は不味い!」 と言った方がインパクトがあると思います。 それにしても、話していて、「おいしいラーメン屋」についてより 「不味いラーメン屋」の話の方が盛り上がるのは不思議です。 良さは共有が難しいのでしょうか? 12日は、ラーメンの話ばかりしませんので! ちゃんと武術の話もしますので! ご関心のある方がいらっしゃいましたら、どうぞお越しください。 |