北川智久 順逆曲直旋転心身

Twitter より 

最近はよく講習会で、漫画『頭文字D』の話をしています。
豆腐屋の息子と、走り屋とのレースが描かれています。
序盤までしか見ていませんが、とても面白い作品だと思います。

「技の説明をしないで、漫画の話をしているんですか?」とよく驚かれます。
(勿論、技の話もしますが。)

『頭文字D』からは、かなり色々な影響を受けました。
「よし俺も!」と峠に走りに行ったりはしませんが。

そもそも僕は、この作品や自動車に、全く興味がありませんでした。
目にしたのも偶然です。
しかし、あっという間に引き込まれてしまいました。

そこで「自分は、このように説明されると興味を持つのか!」と思ったのでした。

自分にとって「興味を持たせてくれる人物や作品」は貴重です。
ガッチリ閉ざした門の、それも自分でも忘れてしまった開け方を、
教えてくれるような感じがするからです。

僕は女性の服や、ネイルアートに全く興味がありません。
しかし何故か、益若つばさという人物の解説は聞いてしまいます。
最後には「この人の言う通りだ!」と思ってしまいます。

逆に言えば、そう言われると弱いのかなとも思います。

そんな、自分の興味の持ち方とか、感情の変化とかを観察しながらお稽古するのも、
面白いのではないかと思います。

といった理由を後付けしながら、その時、自分が一番興味のある話を講習会ではさせてもらっています。

今日、組太刀を稽古していて「頭文字Dの走り屋達が、コーナーを攻めるっていうのは、
こんな気分なのかな?」と思いました。
車でしたいとは、思えませんでしたが。

何にしろ、安全運転というものは出来ないと思っています。
急ブレーキは踏めそうにないので、そうならない様な運転を心がけています。
ペーパードライバーですが。
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