北川智久 順逆曲直旋転心身

12月7日(日) 関根秀樹先生と豪華ゲスト陣による 「武術と音楽の集い」

            武術と音楽の集い 今回のテーマは『焚き火』

皆様こんにちは。
北川です。

今回は焚き火をします!

火を囲み、料理をし、音楽を奏で、稽古します。
ぼんやりと何もしないのもありです。

個人的には、生命の根源を感じずにはいられなくなる「石焼き肉」が一番楽しみです。

アウトドア初心者も大歓迎ですので、気軽にお越しいただきたいと思います。

一緒に焚き火を楽しみましょう!

北川




【講師 関根秀樹先生からのメッセージ】

先日、長野県小諸山中のアウトドアイベントに呼ばれ、遠藤ケイさん(作家、イラストレーター)と「焚き火対談」をして来ました。

若い頃よく一緒に仕事したカメラマンや旧知のライター、編集者、昆虫写真家の海野さんなども来て、夜は同窓会のようでした。

驚いたのは、野外活動の施設なのに屋根付きの薪置き場もなく、用意されていた薪は
ただでさえ煙の多い松。
それも濡れてびしょびしょの。

焚き火料理の指導で呼ばれてきたという料理研究家グループは、まったく火が起こせず、
大鍋もダッチオーブンも使うのが始めて!という始末。

結局あっちこっちで倒木や松の落ち葉、栗のイガ、松ぼっくりなどを大量に集め、
そっちの焚き火の世話や料理の段取りまでする羽目に。

まあ、ダッチオーブンで焼いたアップルパイも遠藤さんの石焼きりんごジャムもおいしかったし、
島崎藤村の「小諸川のほとりにて」に登場する蕎麦掻き「ハリコシそば」もうまくできたし、
ハチクのかなり太いのも見つけたし、昆虫食やネイチャーフォトのディープな話も聞けたし、
多少の収穫はありました。

先週末土曜は刃物関係の集まりで鹿やイノシシやキジ料理に舌鼓を打ち、
日曜は囲炉裏と火鉢の設計指導を頼まれたお宅でウマヅラハギの刺身やキモを
ご馳走になり、今日は焚き木集めと薪割り、そして刃物研ぎで日が暮れました。

さて、12月7日(日)のテーマは「焚き火」です。

野山で焚き付けや焚き木を探し、古代の摩擦火起こし器や火打石で火を起こし、
民俗科学としての火の基礎技術を学びます。

特に夏とは違った焚き木の組み方や着火法の理論と理論と実際の効果や不具合、
ナタやナイフでの焚き付け作りの方法などを細かくやります。

好評の石焼き料理もまたやりますので、トラピスト修道院の発酵バターも1缶用意しています。
江戸の料理書『甘藷百珍』に記された「絶品」芋料理の最高峰「塩蒸焼き芋」も実験します。

ほかに焼きたいもの、食べたいものがあったら各自持ってきてください。

当日は糀の甘酒や炭火焙煎コーヒー、梅柚檸檬酒、ビール、トムヤムクンラーメンなどの
売店も出る予定です。
粉塵爆発等の実験や、竹の民族楽器でも遊びます。
日がかげったり風が吹くとかなり冷えますので、寒くない格好でどうぞ。

関根秀樹



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関根秀樹先生と豪華ゲスト陣による「武術と音楽の集い」

【募集要項】

日時: 平成26年12月7日(日)  雨天決行
     11時~17時くらいまでを予定

会費:大人 8000円  家族参加応相談
   未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:20名前後
会場: 小田急線鶴川駅付近 
    (お申し込み、お問い合せ時にお知らせ致します)
食事: ご自身で食事をされる「芋」や「肉」など焼きたいものをご持参下さい。

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●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で穴が開いたり
火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。

その他
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

講師プロフィール
関根秀樹:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に、『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(以上は創和出版)、
『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)、『焚き火大全』(創森社、編著)、
『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


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